トラベルヒント

滞在期間が3日間でも30日間でも、ソノマ郡を十分楽しむことができます。ソノマ郡を訪れるときに役立つヒントを次に紹介します。

服装：全般的に、ソノマ郡は晴れの日が多く、温暖な気候です。内陸では日中は暑くなりますが、夜は太平洋から穏やかな風が吹き、霧が出て涼しくなることがあります。 海岸沿いは内陸の渓谷よりも気温が低くなるため、薄着の重ね着をお勧めします。

気候と天気：ソノマ郡は5月から10月までの降水量が非常に少なく、冬は大変温暖です。11月から4月までに降る冬の雨により、丘陵は鮮やかな緑色に染まります。川にはたくさんの魚が見られ、オークの木々の下には野花が咲き乱れ始めます。

行き方：ソノマ郡は、サンフランシスコ、オークランド、およびサクラメントの各国際空港から簡単に行くことができます。 サンフランシスコとオークランドからは、往復のシャトルバスAirport Express をご利用ください。

また、他の米国西海岸の都市からワインカントリーの中心地ソノマ郡へは、サンタローザにあるチャールズ・M・シュルツ空港 (STS) への直行便をご利用いただけます。

観光時期：ソノマ郡は季節ごとに違った顔を見せてくれます。

夏（6〜8月）：日中は暑く、夜は涼しく過ごしやすいこの時期に、ソノマ郡を訪れる理由はたくさんあります。ワイナリーには新しいワインが並び、新鮮な果物や野菜が収穫され、ファーマーズ・マーケットに並びます。水しぶきを浴びながらロシアン・リバーをカヤックで川下りしたり、アームストロング・レッドウッド州立公園では1000年の歴史を誇る森林の中をハイキングしながら、ひんやりとみずみずしい空気を全身に浴びることができます。道路に沿って走るスリル満点の上級者向けサイクリングや、ブドウ園が並ぶ道沿いをゆっくりと走るサイクリングも楽しめます。

秋（9～11月）： 1年間の栽培を経て迎えるソノマ郡の収穫期はまさに魔法の季節。 ブドウが摘み取られ、優しく圧搾されます。秋の訪れをほのめかすように、日中の暑さも穏やかになり、夜は肌寒さを感じようになります。ブドウ園は緑から金色、そして赤色に変わり、ニューイングランド州に勝るとも劣らない紅葉を満喫できます。また紅葉ツアーの終わりには、425を超えるワイナリーのどこかでワインをお楽しみください。

冬（ 12〜2月）：米国のほとんどの地域が雪で覆われ、新年を迎えるこの時期、ソノマ郡の丘陵地帯は緑に輝きます。まだ休眠中のぶどう園に鮮やかな黄色の菜の花が咲き乱れます。繁忙期ではないため、ワイナリーでは特別なツアーが行われたり、ブドウ栽培者本人がテイスティングルームを担当することもあります。太平洋岸は冬のシーズンとなり、ダンジネスクラブ（アメリカイチョウガニ）漁の季節を迎えます。クジラの移動が始まり、数箇所の展望スポットからそれを見ることができます。

春（3〜5月）：ソノマ郡の春ほど美しい光景は他にありません。ブドウ園が冬の眠りから目を覚まし、木々は新しい緑に覆われます。色とりどりの野花が咲き乱れ、ぶどう園や牧場では野生の芝刈り機とも呼べるヤギやヒツジが草を食み、土壌を耕して肥沃にします。新鮮な空気と草はソノマ郡の素晴らしい手作りチーズに欠かせません。日中の気温が上がり始め、様々なアクティビティが行われるようになります。日中は涼しかったり、暖かい日が続き、夜間は気温が下がります。

情報センター：ソノマ郡には15箇所以上のビジネスセンターがあり、当地のエキスパートが旅行者を歓迎しています。青い「i」のサインをお探しください。他にも、さまざまなソノマ郡に関する質問に答える「認定観光大使」のトレーニングを受けた1000名を超えるソノマの人々が、郡全域のビジターセンターや ホテルのフロントデスク、ワイナリーのテイスティングルーム、その他の観光ビジネスに従事しています。

新しいことに挑戦：一度は海岸で乗馬したり、農場に滞在したり、作品を製作中の芸術家をスタジオに訪れてみたいという方には、ソノマ郡は理想的な場所です。ソノマ郡には見ること、やることが何千とあるので、ぜひこれを体験していただきたいと思っています。 ワイナリーツアーに参加したり、気球飛行を予約したり、ソノマ郡で収穫された新鮮な食材を使った料理教室に参加したり。人生の扉が開くソノマ郡ならそのすべてが可能です。